大会長挨拶

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皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

関東一都六県の臨床工学技士会で構成する関東臨床工学技士協議会は、おかげさまで設立から今年で9年目を迎えることになりました。毎年持ち回りで開催している「関東臨床工学会」も9回目となり、臨床工学の様々な分野から講演や研究発表がなされ、年々学術性が向上していると実感しています。

さて今年の関東臨床工学会は、2018年10月27日(土)午後から28日(日)にかけて千葉市の幕張メッセ国際会議場において、一般社団法人 千葉県臨床工学技士会が開催担当県として、第9回関東臨床工学会を開催する運びとなりました。本学会は関東一都六県とその近隣の臨床工学技士や研究者、学生らが一堂に会し、臨床工学に関する日頃の研究・治療・教育の成果や、最新の知識と情報を発信し共有する場であり、地域の福祉、医療の普及発展に寄与することはもとより、臨床工学技士の学術技能の研鑽および資質の向上を図ることを目的としております。

臨床工学技士法が制定されて30年が経過しましたが、その間、医療技術の進歩により医療機器の多様化、高度化が進み、現在では臨床工学技士の専門性が活かされる業務内容になってきています。しかし先人たちは法の制定以前より臨床工学の礎をコツコツと築きあげて、経過措置期間で念願の国家資格を取得され、現在までの臨床工学技士の地位を構築されました。そのような先人の技士から、養成校を卒業して国家資格を得た後人の技士へと、今、ひとつの世代交代の時期を迎えています。そこで今回のテーマは「伝承」とし、今までの臨床工学に関する知識と技術・技能を次の世代に繋ぎ、そして最新の知識・技術を兼ね備えることで臨床工学技士の質や技量が向上し、最終的には日々の業務の中から、患者さんへ質の高い医療と安全・安心な医療の提供に繋がることを望んでいます。

大会ポスターの写真は千葉県君津市にある濃溝の滝・亀岩の洞窟で、洞窟の中に差し込む朝日が、岩肌と川面にスポットライトのようにあたり幻想的な情景を浮かべます。時間や角度によっては川面にハートの形のスポットライトが浮かび出るため、カップルで訪れる方も多いようです。この滝のような癒しと愛で、後人の技士へ知識・技術を伝承できる学術大会にしたいと考えておりますので、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

一般社団法人 千葉県臨床工学技士会
会長 渋谷泰史